一人舞台

生きづらさに悩む、元ひきこもりのブログ、日記

生き辛さに悩む元(暫定)ひきこもりの「日記」

退職してから

数週間が経ちました。

某ブロガーさんの記事や皆さんのコメント、またそのやり取りを見ていると、ニートや引きこもり問題は社会復帰よりも親との関係の方が重く根が深いと感じました。

自分としても、仕事から解放されて一先ずホッとつけたかと思いきや、「これからどうすんの?」「この仕事どう?」「アレ行け、コレ行け」攻撃が始まりました。

自分の事を考えて、良かれと思ってと、わからなくもないですが、やっぱり欲望の押し付けに思えてなりません。

だって、反論すれば険悪な感じになることは目に見えていますからね。

たまに食事に誘われたときは「そういう時間も大事かなと」思い参加するんですけど、話が雑談から「これから先の話」に変わっていき、「コミュニケーションや娯楽の時間である筈の外食が、なんでこういう雰囲気になってしまうんだ」となり、いつも終いには嫌な気分で店を後にします。

思えば、そういう時に自分の意見をはっきり言った事が無かったような気がします。

前述の通り「お前の為を思って」「良かれと思って」と親は考えているわけですよ。

こちらの立場が弱い事もあり、向こうが絶対的に正しいとなるわけです。

そんなもんですから、反論なんかすればたちまち反感を買い、一気に気まずくなります。

何故そういう対応をされることが、こんなに不快なのかと考えてみると、そこに「自分の意思なんか何一つ無い」からだと思いました。

どうせ反論するとまた怒るから、気乗りはしないけどこの話を終わらせる為に乗っかるしかないかなと。

更に問題なのが、「自分がどうしたいのかも、今一つはっきりしないこと」

仕事に結びつけるとなると、途端に狭く、難しくなる。

もっとも、「こうしたい」なんてのがあったら、とっくに動き出していますし、そんな人生設計が出来ている人なんて少数だと思いますけどね。

 

ともかく、コメントのやり取りを見ていも他人事とは思えなかったですし、親子だからこそ、より関係を築いていくのが難しい側面もあるんでしょうね。

自分が親の立場だったら何が出来るだろうか?

少なくとも、いらん事を言ってプレッシャーを掛ける事だけは気を付けたい。

精々、食事とかに付き合って、仕事や将来の話抜きに雑談などのコミュニケーションを取るくらいでしょうかね。

世の当事者達は何を考え、何を不安に感じているのかなぁ。

 

なんだかこう書いてみると、自分ってあやふやで弱い人間なんだなと感じました・・・。

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