レトロゲームの記事が出る時に決まって
「今のゲームはグラッフィックが綺麗なだけで他がダメ」
「今のゲーム無駄に複雑でダメ」
「昔はグラフィックが荒いからこそ、想像力を掻き立てられる。今は・・・」
「昔のゲームには面白さの本質があった。今は・・・」
等々。
そして一番釈然としないのが「そもそも最近のゲームとは何か。何のゲームの、どの部分がどういう具合にダメのなか」は一切はっきりしていないことである。
ファミコン時代なんて得体のしれないメーカーから、腐る程クソゲーが溢れていたじゃないですか。
状況の変化についていけなくなった事への転嫁のように聞こえると邪推してしまう。
昔のゲームは楽しい。
友達を呼んで対戦するときなんかは自分の小中学生時代に現役だったゲームですし、今も古いゲームで遊ぶことも多い。
昨日グラディウスⅡを遊んでいてあと少しで念願の一周クリアというところで刺されて死んで、思わず奇声を上げてしまった。
でも今のゲームも同じくらい面白いですよ。
直近だとダークソウルⅢやスカイリム。
ダークソウルⅢ
極端に出現率の低いアイテムのドロップを狙って、何時間も延々と同じ敵を倒し続ける通称「マラソン」これさえ無ければ完璧だった。
一応クリアするだけだったらやらなくても大丈夫です。
こんな仕様、誰が喜ぶんだ。そんなのはスパイダーだけで十分だ!
辛すぎる。強ボスに立ち向かうより何倍も辛い・・・。
スカイリムなんかはようやく念願のマイホームが完成したり、人助けをしたり、ダークサイドに堕ちたり、宝を求めて遺跡を転々としたり、いろいろありました。
「最近の」ゲームなんてものはないんですよ。
そんな虚構で食わず嫌いせず、触れてみるといいんと思うんですけどねぇ。
ただ、新しいものを受け付けないという気持ちもわからなくもない。