一人舞台

ダメ人間より生まれるたわいの無い趣味と思考の数々

夢でよかった

フィクションの世界であれば、よくこういうセリフを聞きますが、この時ばかりは本気でそう思った。

 

恐らく中学時代、学校で数学のテストを受けている場面。

何度か書いてきたが自分は学業成績が著しく悪かった。塾なんかでも何度説明されても呑み込めない。教わった問題なら解けるが、問題が変わると怪しくなる。すぐに忘れる。応用ができない。

そんなもんだから、夢の中の自分は問題がまるで解けず

「ああ!まずい!こんな状況がバレたら、またその事をバカにされてしまう!なんとしても!なんとしてもそれだけは避けなければ!それにしてもなんだって皆出来るんだ!」

と問題を解くより隠蔽することに必死になっている自分の姿があった。

目が覚めて「ああ!夢か!」と心底安堵する。

 

就職してからもその出来の悪さや、不注意などで度々怒られ、確かにいい加減な部分もあったので反省し、しかし本気で取り組んでもどうにもできず信用を失ったり、連日の残業、休日出勤など嫌な経験は尽きることがないが、この中学三年間程嫌だったことは未だに遭遇していない。

 

学校は皆と同じことを同じレベルでできなきゃいけないんだよ。体育とか特にそうだろう?

もしそのレールから外れる事があった暁には、排斥されることは免れないんじゃないかな。自分だけの意思では環境なんて変えようがないし、大層残酷な場所だと思うよ。

子供の時でさえそうなんだから、大人になった時なんてそうそう居場所なんて見つけられるもんじゃないと思う。

 

「努力すれば誰でもできる」

努力した、してないの判断。どこからどこまでを「努力」と判断するのか。

見る人の感性でいくらでも変わってしまうし、そんなの明確に判断できないじゃないか。

 

本当に嫌な夢だったので恨み節なってしまった。こうして自分の意思とは無関係に記憶に残り続けるのである。

 

ダークソウル3のとある指輪の説明文にはこうある

「非力に老いさらばえ、欺瞞に満ち己を見せぬ」

なんなんですかね、このゲームは。人の嫌な部分や、或いは人生の儚さを見せつけてくれます。

ゲームでも「リアル」でも。