一人舞台

ダメ人間より生まれるたわいの無い趣味と思考の数々

あまりにも「そのまま」過ぎた

1~5を通しでクリアしたのがつい去年の事なんだけど、わずかながらの追加要素があるのでメダロットラシックスを買ってみた。

 

メダロット クラシックス カブトVer. - 3DS

メダロット クラシックス カブトVer. - 3DS

 

詳しいゲーム内容は各々に任せるとして、3DSに移植するにあたりどうなったかというと、あまりにも「そのまま」過ぎた。

いや、公式HPにもそれ以上の事は書いてなかったから文句言う方がおかしいのだけど、オリジナル版が発売から十数年と経っているわけだし、一からゲームを作っているわけでもないので、もうちょっとなんとかならなかったのかなと・・・。

 

いくつか便利な機能も追加され、倍速機能、いつでもセーブ、ロード、戦闘のスキップ、というより強制的に勝つと言った方が近いかもしれない。

エンカウントの雑魚戦だけスキップ可能かと思いきや、あらゆる戦闘をスキップ出来てしまうので、一戦も戦うこと無くエンディングに到達可能!ラスボスもワンタッチで終わる。

実際に画面をタッチする必要があるので、誇張抜きに「指先一つで~ダウンさ~♪」が実現可能!使うかどうかはプレイヤー次第だけど、それでいいのか!?

後はオンライン対戦(後日アップデートで対応とのこと)とメダアルバム、クリア後に全パーツの開放が出来るくらいか。

逆に言い返せば、それ以外の追加要素はないのである。

恐らく2のレベルがカンストすると熟練度が上がらなくなるとか、5のバグや未完成部分もそのまま残っているのであろう。

去年5で身に覚えがないのにメダリンクをいきなり1位にされてパーツの入手が不可能になって腹を立てたが、それに関しては一応対応された・・・と言えなくもない。

後はイベントを逃してもパーツの入手が可能とか。

しかし皆思わないだろうか、全パーツが入ってもメダルがないんじゃあ・・・と。

二者択一のイベントとか、5の入手不可能メダルも現時点ではそのままだろうし、今後対応されることも多分ないのではないか。

 

全パーツこそあれ、初めからゲームを始めれば当然今まで集め、育てたメダルはオールリセット。メダルを引き継いでニューゲームが出来れば、ストーリーを楽しみつつ、対戦とかに備えて、今まで使ってこなかったメダルのレベル上げとか出来るであろうし、強力なパーツがあっても、メダルの能力が低いと真価を発揮できない。素直に喜べないなぁ・・・。

セーブデータも相変わらず1つしか保存できないので、対戦用とストーリー用で分けることもできない。

 

これがマリオRPGとかマザー2であればいいんだ。ストーリーを追っていくと同時に適度にレベルとお金が貯まっていくし、前者は戦闘に参加していないメンバーも経験値を受け取れるし、後者は枠が4人に対してメンバーも4人だから戦力外が出ない。無駄が無い。

しかし、メダロットはそうではない!一度に参加できるのは最大3体だし、それ以外のメダルに経験値が入る事は一切ないのである!熟練度に至っては一定回数行動しないと一切上がらない。

どうだろう、こうなると一回も使わない永久戦力外が1枚2枚あるでしょう?使おうと思ってみても、育てるのがしんど過ぎる・・・。ストーリーを終えてしまうと、いよいよ単なる作業である。それを周回で活かせないとは・・・!

この辺りのフォローがないのがつらい。

対戦派の人はどうするんだろう?ただでさえ成長させるのに非常に時間が掛かるというのに、ストーリーを楽しみたいからと、もう一度最初から始めるなんて無理でしょ。

この点は今後一体どうなることやら・・・。

 

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下画面。考えてみればこれも勿体ない使い方である。

ボタンを小さくして、戦闘中のステータス、直前に取った行動とかを表示してくれれば遊びやすくなると思うのに。特に1や2。

New3、2DSで遊ぶ場合、ZR、ZLに割り当てがないのも勿体ない。ここにセーブやロードを割り当ててくれれば、使い勝手がいいのに。

倍速機能もレトロフリークの4倍速に慣れた身だと遅く感じてしまう。

あっちだと、いわゆるまるごとセーブが100個保存できるしね。

 

これからメダロットの歴史を知りたい人向けというよりは、当時を懐かしむ人向けという域を出ない気がする。

確かに快適はではあるし、2の前作のパーツや、5なんかの入手不可能パーツが手に入るのは魅力である。

別に移植に際してバグが出たような感じもないし、公式HPも非常にあっさりとした紹介だったし、変に期待して文句を言う方が間違っているとは思うんだけどね。

 

しかし、M2ショットトリガーズのように過去の作品の移植でさえ手抜きはせず、便利な機能、趣向を凝らしたアレンジモード、自分好みにルールを作り変えてしまえるカスタムモードなど、痒い所に手が貫通するような気合の入った移植を経験している身としては複雑な気分になってきます。

 

そういえば若干オリジナルとは音が違うような・・・。