一人舞台

生きづらさに悩む、元ひきこもりのブログ、日記

生き辛さに悩む元(暫定)ひきこもりの「日記」

本当にびっくりした。

定着支援を受けるにあたっての、生活面や就職に対する考え方の聞き取り調査に行ってきました。

役所の職員と共に表れたのが、書類の作成を手伝ってくれる支援事業の人。

それが自分の知っている人だった。知っていると言っても、中学生の時に何度か話しかけられた事があるくらいで、クラスメイトとか友達とかそういう関係ではない。

話していくと彼は一学年上だったみたいだし、当時の自分としても失礼ながら「どうしてこんなヤンキーみたいな人が自分に話しかけるんだろう・・・」という印象しかなかった。

ただ改めて話してみると、朗らかな印象を与える人だった。

 

それで、聞き取り調査では日々の生活やどういう風に就職活動していくのか聞かれたんだけど、それがわかっていれば苦労はない。

いつも聞かれるんだけど「友達はいますか?」の質問には堪える。

極たまに遊びの誘いをする人はいるけど、彼の方からの誘いは未だ無いし、向こうが自分との関係性について、どう思っているのか全くわからない。

いません。と答えたら「あぁ・・・」みたいな反応をされるんだろうか。

孤独はやっぱり寂しく、可哀そうな存在なんだろうか?

 

第一印象も、ずいぶんはっきりと受け答えするし、真面目だと思う。とか言われましたが

それがいけない!!

最初にそういう印象を持たれると後は減点方式になりますから寧ろ損です。

 

時間を取らせて悪い気もしましたが、どうしても聞いておきたかったので、帰る時に聞いてみました、「どうしてこの仕事に就いたんですか?」て。

当時の印象もヤンキーでしたし、今もその面影が残っている。そんな人が人助けの仕事・・・?と思ったからである。

それに「ああしろ、こうしろ」とかいう話ではなく、「安直な成功体験」でもなく「何故目指そうと思ったのか?きっかけは何だったのか?」という話であれば、聞く価値は大いにある。

 

元々親がそういう関係の仕事をしていて、勧められたこともあった。

だけど、当時は全く関心が無く反発して、土方や塗装の仕事に就いたものの、どれも長続きしなかった。

そんなおり、熊本地震にボランティアに行った際にある老人とのやり取りが切っ掛けで、この仕事を目指すようになったと話してくれた。

一方でやっぱり学生時代にいろいろあったみたいで、友達も無くした。あの時の話は語るのは止そうと気にしていたようだった。

 

過去の事はわからないけど、仕事について語る彼の顔はいい顔なんだ。

仕事なんて企業にこき使われて、時間も体力も失って、そうする内に死が差し迫ってくるものとしか思えなかったけど、ひょっとしたらそうじゃないものも、あるのかもしれない。

単なる労働力になる為に、それを継続するために頑張るのは嫌だし、無理だけど、彼のようになれるのだったら、頑張ってみるのもいいかもしれないと思えた。

変な訓練なんかじゃない。きっかけだ!主体性だ!それさえあればきっと突き進んでいけるんじゃないだろうか。

 

ただどうしても人と会うと自分と比べてしまう。

彼は自分の道を進んでいるし、一方でこちらはというと、相変わらず無職で、ブログで愚痴を吐き散らしてばかり、就職支援会社も意義がみいだせなく苦痛である。とにかく嫌な事ばかりだ。というかどうしてこうも嫌という感情ばかりが出てくるのか?とかそんなことばかり言っている。

どうしても、「人それぞれ」とか、「自分には自分の道が」と思うことができない。

今後自分は一体どうなっていくんだろうか・・・。

 

これまでいろんな人に(自他共に有用かどうかは、本意不本意かどうかはともかく)手を取ってもらってばかりだけど、いずれは誰かの手を取ったりすることがあるんだろうか。

 

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