一人舞台

生きづらさに悩む、元ひきこもりのブログ、日記

生き辛さに悩む元(暫定)ひきこもりの「日記」

いなくなったらなったで困る

就労支援って、HPを見てみると一般社会に適応できない人向けみたいに書いてあるじゃないですか。「就労経験のない人でも大丈夫」とか「あなたにあったやり方で」とかね。

それを聞くと、当事者としても「お!何か違うやり方が、生きる道があるのかも!?とりあえずこの胸の内を聞いてもらえれば!」とか期待するじゃないですか。

で、実態はどうかというと、役に立つのかわからん軽作業の訓練とか、パソコンの訓練とか、面接の訓練とか、履歴書の書き方とか、お茶くみの訓練とかビーズを詰めるタイムアタックとかをやらされるんですよ。

こういうものは、本当に必要だと感じる人にのみ、有効なのです!意欲的に取り組めるのです!身につくのです!

ただ、そんなことより・・・っていう人の方が圧倒的に多いのではないだろうか。

ここを無視してあれこれやらせてしまうのが問題だと思う。

 

問題の根や核心は各々違って、気が付いている人、自分の言葉で伝えられる人、自分でもわからない人。本当にいろいろあると思います。

しかし、これらの事を真剣に掘り下げて聞いてもらえることは、殆ど無いんじゃないかと体験的に思います。

心の内なんていうデリケートな話をするだけでも大変ですし、話したら話したで、どうも話しの流れが仕事や訓練の方へ誘導されていくような気がします。

「何をすればいいのかわからない?ここで見つければいいじゃない!(訓練しかすることがない)」

「やってみなければ何もわからない!だからこそ体験就労をやろう!(2週間無給の労働)」

「皆と交流しよう!協調性を持とう!」

 

大抵の人は「はぁぁ~あ・・・」みたいな嘆息しか出ないのではなかろうか。

早くも頼ったことを後悔するのではないだろうか。何をしていいのかわからなくなるのではないだろうか。なんかもう他に頼る場所が無かったり、というかどこに行っても画一的で、怒りを感じたりするのではないだろうか。次第に行かなくなってしまうのではないだろうか・・・。

最近一体どういう人が疑問を感じずにこれらの事をこなしていけるのか、疑問に感じます。あの連中は何を思って訓練に勤しんでいるのだろうか・・・。

 

支援・・・のはずなんだけど、別に真剣に相談に乗ってくれ、ぴったりな仕事の一つでも紹介してくれるわけでもなく、交通費の補助が出るわけでもなく、普通の人が自分でやるような事を沢山の人の世話になりながらこなして、結果また「一般的な就労」というスタート地点に戻るわけです。

しかし、連中はしっかり補助金を貰って利益を得ているという・・・。

 

思うんですよね。仮にニート、引きこもり、障がい者がいなくなったら、連中はきっと困るんだろうなと・・・。

 

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