やっと完成した。
買ったのは去年の夏ごろだったような。
ボディを溶かした騒ぎで、いよいよもう駄目か!?と諦めかけて、いや!やれるだけはやってみようとコツコツ修正したのが実を結んだ瞬間であった。
接着跡やデカールの浮き、修正跡など、少々小汚くなってしまったが、これらに関してはどうしようもない。
メタルシール、フロントライト、テールランプ、ボンネットピンを取り付けるとビシッ!と引き締まり「らしく」なってくる。この喜びの為に苦労があったのだろう。
(いや、無い方が良いです・・・精神に悪い・・・)
デカールへの影響と、特にエッジの塗装の剥がれを考えて、今まで研ぎ出しはコンパウンドで磨く程度に留めておいたのを、今回は思い切って挑戦。
案の定エッジの塗装が剥がれてしまったものの、デカールへの影響は思ったより少なかった。
メーカーによって溶剤に対する耐性は結構違うのか、以前AMTのストックカーで同じことをやったらしわだらけになってしまったことがあった。
参考書通りの手順で研ぎ出しをしてみたんだけど、どうも「鏡面」にはならないなぁ。
タミヤのコンパウンドの仕上げだけでは傷が消えきらないような。
大抵「ディテールアップパーツ」として、別売りになるであろうエッチングパーツが付属していて、ランチア デルタを作った時には「見えないじゃん!」と肩を落としたものですが、今回はしっかりと見え、足回りやフロントグリルやラジエーターなどを引き立ててくれる。
タイヤのデカールがあっさり剥がれるので注意・・・。タイヤデカールでは再現できないのだろうか?
省略されがちなライトポッドも付属。
シャーペンの芯みたいなピン3本とパーツのピンで固定するようになっているんだけど、いずれも緩々で位置合わせが大変難しく、少々歪んでしまった。というか、ベルキットの作例も同じように歪んでいるじゃないか・・・。
シートベルトを作る時、実車と同じように金具に通していくのが、このサイズでは大変難しく、いつも簡略化していた。どうせ完成するとよく見えないし。
ベルキットの他の製品の作例?の画像を見つけてみると、おお・・・!やっぱり同じことを考えているし、接着剤のはみ出しもある・・・しかしよく見るとなんか雑だ!自分より雑じゃないか!いいのかそれで!?
まあ何にせよ、諦めなくて良かったです。
パーツの注文が多分できないので、慎重に・・・。
後、ボディがABS製の可能性があるので、ペイントリムーバーは絶対に使わない事。恐ろしいことになります。