一人舞台

生きづらさに悩む、元ひきこもりのブログ、日記

生き辛さに悩む元(暫定)ひきこもりの「日記」

苦楽を共にした中

ある本を読んでいて、その人が親友と呼べる人に出会ったのが禅の修行をした時で、ギリギリまで苦労した時期を共にやってきた中で、私という人間を多分一番よく知っている人物。全てではなくともある部分を完全に知っているであろう友がいるという話があった。

 

自分もそこまで絆の深い話ではないですが、前職の先輩の事を時々思い出す。

初めて作業場を案内された時に笑顔で「こんにちは」と声を掛ける人の好さそうな人がいた。年も自分とほぼ同じだ。

課長を除くと男は彼一人なので「やや!年が近く、親切そうな人がいるじゃないか!」と甚く安心した覚えがある。

勤続5年で検査に異動になってからは3年と言っていたかな。

新人の宿命か、自分が一番よく怒られていたし、彼も時々呼び出されては怒られていて、「仕事に慣れ、長く勤めていても怒られるときは怒られるかぁ」とか考えていて、そうかと思えば二人一緒に怒られたこともあった。

自分も落ち込み、彼も落ち込み、共通の趣味もあったのでそんな話に花を咲かせていたりもした。

 

今考えてもああいう関係はなかなか築けないと思う。

学生時代が最も友達を作りやすいとは思うが、何かに打ち込み苦楽を共にするということでもない限りは、ああはならないであろう。適当に遊んで終わりだ。

辞める趣旨を上司に伝えた時も「今まで見てきた中で君が一番仲良くやっていたから、ちゃんと事情をしっかり説明しておけよ」と言われるくらいだから、なかなかそういう機会は巡ってこないか。

 

そんなに仲がいいなら連絡先を交換すればいいのにとも言われたし、一瞬それも考えたけれどやっぱりやめておこうと。

恐らく初めてだと思う、最終日に「今までお世話になりました」と彼に告げ、プレゼントというか半分ネタをあげた時、妙に名残惜しくて涙腺が緩んだのは。

今まではいろんな人と出会い、同じくらい疎遠になったが特に何も感じなかったのである。

 

自分に不注意と物忘れの症状が無ければ。もう少しだけ有能な人間であってくれたら。あの会社が残業と休日出勤地獄でなければ。

ようやくここが自分の居場所になったかもしれない。惜しかったなぁ・・・。

 

そして現在、PDDADDグループとかいうものに流れで入ってしまって、「まあでも、友達が出来たらいいじゃない」と考えていたけれど、やっぱ難しいっスわ!

男が初老の男性2人と女性が7人という構成。

大変失礼ではあるが、みな一癖も二癖もありそうだ・・・。第一印象ではね。

どれだけ経っても考えても疑問が払拭できないので何度でも言うが、本当に自分に必要なことなんですか?コレ。

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