見ている内に、「う~ん・・・案外イケるんじゃないか?」と思い、思い立つとやりたくなるので未経験ではありますが、レッツトライ!
奴らは未来の道具で簡単に実現してしまいますが、できたらいいなを「できる」にするには相当の鍛錬と知識が必要なんだと痛感しました。
オーロラモデルより、銀一色のメタル製フィギュア。1/32スケールでおおよそ5㎝程度。
プラでもレジンでもなく金属。金属である利点ってなんだろう。
強度が必要なわけでもないし、重量感?はたして必要なのか。
メタルフィギュアなんて触ったこともないですが、一部を除けばプラモデルとやることは同じです。
実際に塗装してみて「あれ・・・?無理かもしれない・・・」と背筋が寒くなりつつも、「出来ないのであれば、出来るまで練習しろ!」と鼓舞し、なんとかそれっぽい物が出来上がった。
完成見本のように写実的な仕上がりにしたかったけれど、5回程顔を描き直したし、現状の技術と知識ではこれが限界だ。
というより根本的に描き方に問題があるのかもしれない。解説でもあればいいんだけど。
それになにより想像以上に小さすぎる。
見本が結構描き込んであったので意外と簡単なのかと思ったがとんでもない!
顔の大きさが5mm程度、目に至ってはゴマより小さい。
わずかなズレが、顔の印象を大きく変えてしまう。ダークソウル3みたいに作成した顔を保存し、いつでもロードできたらどんなに助かったことか!
なにより失敗が怖いね。
ゼロ戦の女性パイロットという設定なんですが、1/32のゼロ戦は持っていない。
代わりに5年程前に作り、割と深刻なレベルで場所を取ると、以来押し入れに封印していた雷電と並べてみる。
理想を思い描くこと簡単ですが、現実はこと実現となると努力と忍耐が必要になる厳しいものです。
まあ、一瞬挫折しそうになったものの「とりあえず」やり遂げた!だけでも良しとしよう。
正直このチャレンジ精神と意欲が仕事で発揮できたら、もう少し人生が好転していたのかもしれません。
自分にとって仕事は、毎日朝が来るたびに絶望を感じ、忍耐にひたすら忍耐を重ね、休みも少なく、休日も出て来いと言われ、わずかばかりの糧を得て、それも税金だ~年金だ~保険料~だ~と徴収され、これが独り暮らしだったら更なる重圧が課せられ、結局最後はどう足掻いても墓に入ると、自分の存在意義を問いたくなる苦行でありませんでした。