一人舞台

生きづらさに悩む、元ひきこもりのブログ、日記

生き辛さに悩む元(暫定)ひきこもりの「日記」

就労支援を受けるのに向いている人

一昨日の、Mさんとしておきましょうか、自分とそう歳の変わらない男性です。

彼とスタッフとのやり取りを聞いていて、一層やる気が削がれてしまった。

もう君、働く気なんてないだろ!そう心の中で叫んでいました。その前の時にも志望動機の話を聞いていて同じことを思った。こういうのを同族嫌悪というのか・・・。

 

LITALICO側から今後の進路を話し合いたいと申し出がありましたが、自分としてはいつ損切をするのか?した後どうするのか?これに尽きます!

この半年ちょっとで感じたことは、就労支援とはやる気の無い奴がだらだら通って、それこそ支援会社のダシになるということ。

やる気を持たれては困る!持たれてさっさと就職されると一人当たり一日一万円の取り分が減ってしまう!しかし、就職させなければ当然打ち切りになる。

その微妙なさじ加減を調整し、先伸ばしていく。そう思えてならない。

 

他の人の話を聞いていても「電話対応がちょっと上手くなった。今後は練習を続け、それをもっと伸ばしていきましょう」とか言われていて心底嫌になった。

本来訓練というのは「就きたい仕事の目星をつけた上で、足りない要素があればそれを身に付けるために行う」ものじゃないですか。

なぜ、それも決まらない内から訓練なんて称して、あんな事をやっているのか。

それがあなたの何を変えてくれるのか!?どう変わるのか!?それが今後自立していく上での自信に繋がるのか!?あなたの生きづらさのいくらかでも解決してくれるのか!?

 

何度通っていても利用者が本気で自立を、就職することを真剣に考えているようには思えない。

通っていればなんとかなる。なんとかしてくれる。親や空白の期間の言い訳になる。一応これも就活だ。訓練していることに満足していないだろうか。

利用者から、意欲を出す刺激を受けることはきっとないだろう。

 

思えば、少し前まではもうちょっとやる気があったように思う。

結果から言うと応募は結局しなかったのですが、あの障がい者の作業所の求人を見た時にこれは・・・ひょっとして!?なんて思って、今すぐにでも見学の申し込みの電話を掛けなければ気が済まず、実際にすぐに掛けたし、その後も悩みに悩んで体験実習も申し込んだ。

それまで働くことは嫌だったし、ましてや体験とはいえ、タダ働きなんて・・・と考えていたのに。

尤もこの一件は全部親と自分が決めた事なので、LITALICO側としては面白くなかったかもしれない・・・。

 

つまり興味や可能性が持てれば、自発性も出てくる。それが出せればここまで行動できる意欲が自分の中に眠っているわけじゃないですか。

そんな潜在性がありながら、あんな所でくすぶっているなんて、なんて勿体ないことだろうか!

就労支援はそれが引き出せれば一流。出来なくとも「あの施設、あの人なら」と紹介できれば超一流だと思います。

でも人助けを「ビジネス」にしてしまっているので、囲い込むし、支援金目当てに引き延ばして利益を上げることを考えるでしょう。

 

就労支援を受けるのに向いている人。

1.就職する意欲はすぐにはない人。

2.とりあえず金には困窮していない人。

3.親にたいする言い訳や、空白の期間を埋め合わせたいと考えている人。

4.とりあえず通う場所があることに安心する人。

5.物事に疑問を持たない人。考えない人。

こんなところじゃないですかね・・・。

社会参加も入れようかとは思いましたが、それだったらもっとマシな場所(習い事や職業訓練とか)が幾らでもあるでしょう。

 

しかし不思議なのが、何故こうも嫌な方へ嫌な方へと自ら進んでしまうのか・・・。

嫌な事を嫌々やっていても一切実りなんてないってことは、これまでそれこそ嫌という程体験してきたことなのに。

 

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