一人舞台

生きづらさに悩む、元ひきこもりのブログ、日記

生き辛さに悩む元(暫定)ひきこもりの「日記」

ダメ人間の集まり

ハローワークに行くことを考えると、胸から下腹部にかけて、どんよりするというか苦しくなるというか、拒絶反応が出てしまう。

引きこもりは仮想の世界に生きているのです、それは「ネット」ではなく「自分が想定する」世界です。

考えれば考えるほど、「社会とは辛く過酷な場所で、いろんな人間が辛辣で、自分の能力も低いから上手くやっていけない、耐えられない。自分が受け入れてもらえる余地など無い」

そしてそれらに一層リアリティを与えるのが自分の過去の失敗、挫折体験、ネットや人から得た世相なのである。全部が全部空想とも言えない。

更に親からの圧力なども重なって、どこにも居場所が無い、気軽に相談できる人もいないでしょうから追い詰められていく。

引きこもりが長期化する所以はここにあるのではないだろうか。

そこから世に出てもらうには、本人の頑張りよりかは「社会の側、支援者の側がそうじゃない世界があることを、受け入れてもらえる余地はあることを証明してあげなければならい。」こう感じます。

そもそも引きこもる時点で一般社会に適応することが元々難しい人だと思うわけですよ。それを就労させればなんとかなると訓練ばかりするでしょう。

こういう前提があるのか疑わしい、就労支援は最後の仕上げではないのか。

単なる就労支援で済めば、ずっと簡単な問題なのです。問題ですらないかもしれない。

不安定な土台の上に何を築いても、ちょっとした衝撃でいとも簡単に崩れ去る。

つまり余地があることを提示して、本人の心のつっかえが取れてくれれば後は何とか自分で先を渡り歩いていけるのではないかと思います。

 

まあそれはともかく、散歩中に考えていたのが「ダメ人間のたまり場」を作ってみたいということ。

何かに悩んで絶望している時に、似たような人を見つけると安心するじゃないですか。

見下して安心するってことではなくて、「こういう悩みを抱えていてもいいんだ、こういう人間でもいてもいいんだ」と、そういう安心感です。

 

実際探せば集まり自体はありますけど、大抵民間企業や団体がやっている「就労支援に組み込まれた」ものがほとんどじゃないですか。

そんな胡散臭いやつより、無いなら個人で作ってみるのはどうか?「ダメ人間の、ダメ人間による、ダメ人間の為の!」というのが計画です。

調べてみると、いろいろ場所はあるんだけどダメ人間がたむろするには綺麗すぎる・・・広さも80人は大きすぎる。そこで公民館を調べてみると定員8人前後の会議室が1時間当たり100円で借りられる!

おお、いいじゃない!自分の住んでいる市を中心に考えているので、そんなに人は集まらないでしょう。

 

一番問題なのは集まって何をするのか・・・ではなく、どう宣伝すればいいのか。

市のHPに広告掲載についての募集があったけど、どうも個人を相手にしたものではないし、市の指定するものしか受け付けていないようだ。

ココナラの件と言い、世の中が何故あんなにも広告に金を掛けるのか、なんとなくわかった気がする。

ネットで宣伝しても、ターゲットであるこの近辺の人が見ないと意味がない。どうしたものか。

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