一人舞台

生きづらさに悩む、元ひきこもりのブログ、日記

生き辛さに悩む元(暫定)ひきこもりの「日記」

PS2版 WRC4

舞台はついに4へ

エヴォリューションスタジオが送るWRCシリーズを追い続け、よし4も行ってしまおう!とコリンマクレーザラリーと一緒に早速購入。2本買っても、たったの600円だ!

このシリーズ、今となっては中古で一本辺り3、400円程度で買えるので非常に経済的で助かる。それで何十時間と遊べるわけだから、コスパが良すぎる!

 しかしなんでこんなにラリーに取りつかれているのだろうか。

サーキットを周回する一般的なレースゲームは何故か合わず、ラリーだけに熱を注ぐ。

全てはセガラリーが発端だった。

 

4はWRC2004を題材としていて、北海道で開催されたラリージャパンも勿論収録!

メニューのBGMが1のタカタカ、2のテクノ調、3のプライマルスクリームでいずれもスポーティーな感じだったのが、アジアの寺院を連想するような、ゆったりとしたエスニックな曲調になりました。個人的には好みです。

 

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今まで散々あれが、これがとダメ出ししつつも愛してきて、じゃあ4ではどう変わったのかというと、すぐにわかるのが挙動の変化。

今まで妙に軽かった(特に3)挙動がここにきて一転、重くなった。

これまで横滑りしても、一瞬で旋回、復帰できたのが、それが出来なくなり、今まで以上に速度の調節、ライン取りが重要になった。オーバーステアが減った分、アンダーステアとの戦いが多くなった気がする。

ハンドルの感度調整も無事復活。

ただ今までバックする時はリアに入れて「ブレーキ」だったのが「アクセル」になっており、これが戸惑う。もうブレーキで慣れちゃったから、そこは変えなくてよろし!

ついでにバックする時に一々視点が反転するのも迷惑である。これに関してはシリーズ全てに付きまとう・・・。

 

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2とはまた違った方向で、セッティングが細分化。3項目しかなかった前作とは対照的である。そしてわかりづらい・・・。

 

 

 

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今回からチャンピオンシップ以外のメインモードとなる、プロドライバーチャレンジを搭載。ようするにキャリアモードみたいなものです。

初っ端からコ・ドライバー無しで走れとか言われて大変です。ナビ無しで走るのは極めて難しい。

 

現実と同じように世界各地を転戦するチャンピオンシップは今回も難易度が高い。

イージーに相当するノービスでも、ちょっと慣れた程度では10位圏内が良い所。

 

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ローブ氏はこの年の優勝者なのに、自分の実力では頑張って総合3位が限界だった。標準難易度のプロフェッショナルだったらもっと悲惨であったことだろう。ごめんよ・・・。

 

 

 

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グラフィックは前作で到達点だった感があるので、特出して良くなった印象はないものの、車の光の反射がよりリアルにはなった気がする。

音に関しても、石が当たる音が微妙に追加されて臨場感が微妙にアップ。

 

車の方も増えてWRカー以外にもスーパー1600やグループN4も追加。しかしその一方で、なんかえらくドライバーが減ったような・・・。Wikipediaの情報と比べても少ない。権利関係かな。

トミ・マキネン氏がいない!とか思ったら、前年で引退していたのか!!

WRカー以外は走行距離に応じてもらえるポイントで交換でき、コース、スーパー1600、グループN4、エヴォリューションマシンも同様である。

エヴォリューションマシンは前作だと、車種毎に規定の走行距離を走らなければならず、解禁が大変だったのが、今回は全車種統一されました。が、三段階に減った。

 

WRCシリーズも4で極まったか!?しかし、そこはこのシリーズ。4でも気になる点が幾つかある。

というより、シリーズごとに挙動が全然違うし、何らかの要素が追加されたり消えたり復活したりで、どうも安定せず、コレが決定版だ!というのが決めにくい。

 

一番気になるのがオフィシャル感!パッケージに公認!と書いてあるのにその要素が年々削られていくのはどうか!?

1、2ではステージを当時の映像を踏まえ、熱心に解説してくれたのが、3ではゲームの映像になり、時間も短くなって、4ではついに消滅した。

チャンピオンシップを始める時にも、当時の映像と共に「ラリーとは厳しい戦いだ!準備はいいか!?」的な30秒程の動画がこれまではあったんだけど、それも消えてしまった。寂し過ぎるでしょ!

毎作楽しみにしている要素なのにあまりに残念である。ドライバーの紹介が消えたのも残念だ!(一応説明書にはごく短くあるが、前作は両方にあった)

一応テキストによる、簡潔なコースの紹介はあるが、読んでいる途中で勝手にスクロールしだすので大変迷惑である!(自分では操作できず、これは3でも同様)

 

またしてもコ・ドライバーの指示が分かりづらい。

特に想定よりも速い速度が出ていると、指示が間に合わなくなって、混ざって何を言っているのかわからなくなる。

慣れない内はいいけど、慣れるとわからなくなるという、わけのわからないことが起きるのだ。

しかし、これに関しては言語を英語にすると、グッとまともになるので抵抗が無ければ英語をお勧めする!

 

リプレイにも若干問題を抱えており、前作の視点の切り替わりを固定できるようになったのはいいんだけど、どうも特定の視点が出たり出なかったりするのだ。原理がよくわからない。

Dirt Rallyのリプレイが如何に優れていたのか思い知らされる。

ただこれまでと比べると、不満点は少なく、ラリーゲーとしては十分遊べる出来ではあると思います。

もっと、当時の映像とナレーションに気合を入れてくれれば・・・。初代を思い出せ!初心を忘れとる!

奇しくも、このエヴォリューションスタジオは後にスタッフと財産をDirtシリーズでお馴染みのコードマスターズに移すことになっていたとは。

 

今更このシリーズをプレイし始めた人なんて自分くらいでしょうが、これからシリーズを始めたいと思う人は、初代か3から始めると良いかもしれません。

2は個人的に一番難易度が高く、というより例のガードレール問題が・・・。

それ以外にも視点やコ・ドライバーの指示、修理とセッティングの時間が共通しており、リアルタイムに減っていくなど変な所が厳しい作りなのだ。

4もこれまでとは違いって、ライン取り、ブレーキのタイミング、ハンドルを切るタイミングがシビアなので経験者向けかなと。

初代が一番安定した挙動で、速度も遅いので落ち着いてコーナーを対処できるメリットがあり、難易度ノービスならさほど苦労することなく優勝できる。

が、人によってはもっさりした感じを受けるかもしれない。

実はこのシリーズには5作目に相当する、 WRC  Rally Evolvedなるものがあって、岩が落ちてきたり、トラブルを起こしたマシンの横を走るなど、アクシデント要素を取り入れた、意欲作・・・?があるんだけど、国内未発売で中古を探してみるも結局見つからず、あったとしても国内のPS2で動作するのかも未知数である。

元々この5作目の動画で興味を持ち、間違って初代を買って、がっかりし、今に至るのだから奇妙な話である。

 


PS2 WRC - Rally Evolved Gameplay

 

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