一人舞台

ダメ人間より生まれるたわいの無い趣味と思考の数々

体験実習最終日

4日間も短いもので、本日無事に体験実習を終えてきました。

内容としてはこれまで通り、利用者の作業の手伝いや、サボったり席を立ったりした時の声掛けなど。

思えば先月上旬に初めて見学に行った際には、喧騒や突然支離滅裂なことを話しかけられかなり動揺しまして「これは無理だぁ・・・」なんて怖気づいていましたが、「まあ、そういう人たちが集まる場所だから」なんて考えている内に全く気にならなくなっていた。

今日なんか朝から昼過ぎにわたり、誰かしらが奇声を上げ続けて、利用者でさえうるさいと匙を投げる中、自分は平然としていた。慣れとは恐ろしい。

しかし、どこからどこまでが「慣れ」で通用するのか、そしてそれは「いつ」で、それまで「耐えて行けそうか?」というところまで考えていかないと不幸な結果になるだろう。

慣れが全てを解決してくれるのなら、この世に悩みは無い!

しかし利用者のあの体力は何処から来るのだろうか・・・。奇声を上げる意図とは?

 

昨日、利用者に対する接し方が足りていない「何をしに来ているのか?何が利用者の為になるのか?その上で自分に何が出来るのか?を絶えず考えていかないと無駄になってしまう」とダメ出しを受け、今日は休憩時間を見計らい、ひとまず話しやすそうな人に声を掛けてみた。利用者を知る努力をしてみようじゃないかと。

すると自分の名前をちゃんと覚えていてくれたり、言うことに従ってくれたり「いや~今日で最後なんだねぇ」なんて言ってくれる人もいて、嬉しかった。

障がいを持っているとはいえ、根本は対人関係なんだということを忘れ、壁を作っていたのかもしれない。

構えて対応すれば、向こうも構えると。今でもわからなかった事だらけですし、気難しい人、コミュニケーションの難しい人もいて、そういう人たちの事を理解できるようになるまでは、もっと長い時間と観察と経験が必要になってくるだろう。

4日間という短い間でしたが悩む事、思う事、気が付いた事などいろいろあったので、それだけでも収穫にはなったかなと思います。

利用者が自分の事をどう思っていたのか、それを知ることが出来れば、自分なりの結果の出し方も何となく掴めたのではないかとは思います。

それにはもっと信頼関係が必要になってくるでしょう。

 

なんでしょう、4日間という比較的短いゴールがあればこそ頑張っていこうと鼓舞できましたが、もし本採用になるのならば一日9時間労働になりますし、何より「仕事だから」なんていう態度ではダメで、「利用者の為を思えば」という信念や観察力や考え続ける力が必要になってくるのではないかと思いました。

 

本当に体当たりな4日間だった。

ごくごく簡単な説明のみで、「はい、やってみて」と投げ出されて、わからんわからんと悩み続けた毎日でした。

思えば、「こうしてください」なんて型にはめてしまうと、考える事をしなくなってしまうだろうから、それを危惧してのこと、自分に考えて行動してほしいがためのことだったのかもしれない。

それに利用者一人一人個性や対応の仕方が違いますから、到底説明しきれることではないでしょう。

あれほど働くことに抵抗があると言っておきながら、我ながら無給でよくやるよなぁ・・・とそんなことを帰り道に考えていた。