技術を教えるよりも、楽しさを教える方が数倍難しいような気がする。
数日前にギター講師の方の動画のコメント欄に「最初の苦難を乗り越え、ある程度出来る事が増えてくれば、楽しくなるんだけどなぁ」的なコメントがあって、「自分もそう思っていた!」共感を覚えた。
自分も苦難の真っ最中ですし、ギタースクールに通っている人でも、途中で力尽きる人も少なくないだろうと思う。
現在練習している初心者用の簡単「とされる」曲もバラバラだった音が繋がって曲ぽくなってきたんだけど、おかしいんだ・・・。
最初の2小節と3小節の間がどうやっても繋がらない。というよりどう繋げればいいのかわからない。
お手本を聴いても、音が違う気がするのだ。尤もお手本は伴走とセットでの演奏なのでわかりづらいだけかもしれないが。
速さやリズム、タイミングが悪いのだろうけど、それでも1、2小節はちゃんとお手本と同じ音に聞こえる。
もうこうなると「どういう状態が正解」なのかわからないので、わからないまま練習してても上達しないのではないかと思えてくる。
どんなプロでもこの暗黒の時代を乗り越えて、楽しさへと昇華したのであろうか・・・。
昨日この海外(ロシア?)のハプニング映像集を見ていたら、最後に爺さんがギターで陽気に演奏しているではないか。
なんか音がおかしくない・・・?と思うも、その表情はとても楽しそうなので「まあ、いいか」と思えてくる。
きっとこれこそ最も必要なことなんだろう。
楽しければ、ギターに立ち向かうのに気力を振り絞る必要なんかないし、上達も早いはずだ。
上手くなることではない!(飯を食うならそうも言ってられないでしょうが・・・)楽しむことが重要なのだ!
なれるだろうか・・・。