一人舞台

生きづらさに悩む、元ひきこもりのブログ、日記

生き辛さに悩む元(暫定)ひきこもりの「日記」

苦労人は人に優しい?

先に書いた「親ハラスメント」で一つ思い出したことがあった。

遡ること3、4年前、ちょうど今通っている(といってもコロナで再開がいつになるのかわかりませんが)病院の就労支援デイケアの正にその部屋で、「発達障害者向けのコミュニケーション能力トレーニング」のデイケアが行われていて、主治医の紹介で自分も参加していた。

 

結果はあまりに苦痛過ぎて、嫌な思い出を量産し過ぎ、初級4回で挫折してしまいました。その時のことは過去に嫌という程書いたのでここでは割愛。

 

あの時の参加者の中の二人にいろいろ苦労話を語ってくれた人がいて、最後に「本当に家族の支えがあってくれて・・・」と締めた人たちがいた。

その時に思ったのが

いや、お宅らはいいじゃないか・・・。苦労があっても、妻や夫が理解があって支えてくれるのだし、(伴侶の勧めでここに来たとも言っていた)職にも就いて、それが続けられているのだから。

一人は記憶力が良すぎて、学校の成績が非常に優秀だった半面、嫌な記憶が残り続け忘れられないと語っていた。

いやいや、いや!!

俺なんか学校の勉強は全くついていけず、そのせいで随分嫌な目にあわされた!

当時のことは今でも思い出すし、こびりついて消えてくれないのだ!

成績が優秀ってちくしょう!!

更には親に会う度に自尊心を傷つけられ、既婚者の弟からは上から目線の説教を受け揉めて、仕事は苦痛過ぎて続けられない、就労支援や集まりに顔を出すも馴染めない・・・行き場所も無い、どうすればいいのかもわからない、心の内を打ち明けられる相手もいない。否定する人で溢れているが、話の一つ聞いてくれる人の一人もいない。やれやれ・・・。

こんなことを考えていたし、今も変わらない。

あの人たちがどんな苦労をしてきたのか、今もそうなのか、どんな気持ちなのか、自分と比べてどうなのか、勿論知る由は無い。

こういう感情は無い方がいいだろうし、自分が悩みを打ち明けてこんな反応が返ってきたら、確実に嫌な思いをするし、恨むかもしれない。だけど・・・。

 

成功者や救われつつある人はそのことによって益々人間的に豊かになるだろうし、成功者や救われつつある人は自分を認めてくれる人がいる中、謙虚に振る舞うのは容易いことです。そして自分のような落ちこぼれは益々陰湿な人間になっていくことでしょう。

「苦労した人は苦労したからこそ、人に思いやりや優しさの持てる「痛みを知る」人間になる」

そうは思えません。

せめてそれを自覚していたい・・・。

 

 

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