それは仕事が上手くできない、すぐに辛くなる、すぐに挫折する、頭もイマイチ、人間関係が下手、口も下手等々・・・いろいろあります。
そういうのを聞くと「その人本人の問題」と感じがちだけど本質は実は違うのではないかと思う。
それ自体は単なる事象じゃないですか。じゃあ欠点や問題点とされるものが「いつそうなるのか?」それは人とかかわった時、人の評価が入った時だと思う。
最初から欠点があるのではなく、人が欠点にするわけですよ。
自分が欠点だと思っていたのが、人が変われば、環境が変われば、仕事が変われば、国が変われば、っていうのはよくある話だと思うのですよね。
欠点を直す・・・のもいいんですけど、それよりも大事で根本的なのは、やっぱり認めてくれる人がいるかどうかだと思う。
直しても認められなかったらその人は不幸になるでしょうし、例えば大金を稼げるようになって、家や高級車を買いました。さぞ羨ましがられる、凄いと認められると思っていたのが「へぇ~」くらいの反応しかされなかったら、きっと満足しないでしょう。
皆が欲しがるものを欲望するわけですが、手に入れて満足するかどうかはここにかかっているのではないだろうか?
人は一人では生きていけない。何故なら自らに自らを価値あるもの、意味のあるものとは定義できない。自分自身のことでさえ、他人よって決められる!これにつきる!
よって、自分を認めてくれる人の一人でも自分のそばにいてくれれば、劣等感の檻から解放されるのではないかと最近思う。